
ルドヴィカ姉さんとは?
1807年ポーランド生まれ。1855年逝去。ショパンの3歳上の姉。長女。ショパンの死を見届けた人物。
彼女も、小さい頃から音楽の才能を発揮したと言われていた。
彼女が7歳の時、4歳のショパンにピアノのレッスンをしたというエピソードが残っている。
幼い姉妹はピアノの連弾をして、両親を喜ばせていたそう。
14年ぶりの再会でお互い喜ぶ!
ショパンは、音楽家になるため20歳で故郷ワルシャワを離れてから、姉と頻繁に手紙のやり取りをした。
ポーランドの国政事情やルドヴィカの家庭の事情など重なり、1844年7月に姉と喜びの再会を果たす。
この半年前、ショパンは冬にインフルエンザにかかり、5月に父ニコラが亡くなり、精神的に参っていた。
どうしても姉に会いたかった!
再会した時、どんなに嬉しかったっことだろう!
ちなみに、ショパンには2人の妹がいるが、三女はすでにこの頃なくなっているが、次女はご存命だった。
なぜ、次女には会うことを切望しなかったのか??
なぜ、姉とショパンがやり取りする手紙が多く残っているのか?
ここからは、著者の推測…
姉ルドヴィカはショパンにとって誰よりも尊敬する人物と思っていた。
多分、ショパンのお姉さんは、綺麗で、優しくて、包容力があって、ピアノも上手で、歌もうまい!
誰が見ても理想の女性だったから一番好きだった。それが理由だったと思う。
おそらく、姉ルドヴィカは深田恭子さんのような人ではなかっただろうか?
美人で、綺麗で、スタイル良くて、ピアノが上手くて、料理も上手!
+-+-+- 誰が見ても憧れる女性の一人。+-+-+-
以前、楽屋らしきところで、ショパンの「華麗なる大円舞曲」を弾いているところを拝見した。
プロ並みに上手だったことを覚えている。
つまり、ショパンに持っていないものを、たくさん持っていて、生涯想っていたのではないだろうか?
お姉さんも、ショパンの才能を誰よりも認めており、弟を誰よりも慕っていた。
だから、2人には、強い絆で結ばれているのではないだろうか?
ショパンとの再会後、夫婦間が次第に悪くなる!
姉ルドヴィカが、弟ショパンのことをたくさん話すためなのか、次第に夫婦の仲が悪くなっていく。
病弱でヤバそうな弟のところへ一緒に行って欲しいと行っても、断れ、結局娘と2人で行く。
ショパンの死後、遺品を全て残したいと考えていたところ、
「遺品は全て売ってしまえ、有名人だから高く売れるだろう」
と言ってきたそう。(薄情すぎ(*_*))
結局夫に逆らえず、売る。結婚生活は彼女にとって相当ストレスだったのでは?
結局ショパンが亡くなって6年後に亡くなっている。日本の男にもいます。
嫉妬心が強く、束縛するタイプ。彼女が不憫でならない。
ルドヴィカ姉さんの娘の名前はルドヴィカ!
法律家である夫カラサンティとの間に生まれたのが、娘のルドヴィカ。
母親と全く同じ名前!