
ショパンはどんな人?
Frédéric François Chopin(フレデリック・フランソワ・ショパン)。1810年3月1日(※異説あり)ポーランド生まれ。1849年10月17日逝去。39年の短い生涯のほとんどをピアノの作曲に捧げた偉大な作曲家。
子供の頃は明るい少年だった!
ショパンと聞いてどんなイメージをお持ちだろうか?
堅苦しそう、軟弱そう、貧弱っぽい、ネガティブな感じ??
けれど実は、少年時代、明るい少年だったという。
ショパンが通っていた高校では、先生のモノマネをしてクラスメートを笑わせていたらしい。
ショパン家を訪ねた俳優が、演劇の道に進むよう勧めたという話があるほど!
青年後は社交的に振舞っていた!
お茶目な一面以外にも、意外にも、オシャレで社交的だった。
パリの上流階級の場であるサロンで演奏して、とても人気を博していたそう。
だから、人付き合いが上手だったに違いない。
もちろん、内では堅苦しい一面もあった。
フランツ・リストの愛人だったマリー・ダグー伯爵夫人によれば、
「砂糖をまぶした牡蠣のようだ」
と表現したそうだ!
人前では、好青年を演じた。
上品で洗練されたマナーと、鋭い人間観察を武器にモノマネや話術でサロンに集う貴族たちを喜ばせた。
もちろん観客は全て上流階級の方で超お金持ちなので、その方から相当お金をもらっていたみたい。
日本で例えると、叶姉妹のようなセレブ芸能人といったところ。
ショパンが描いた校長先生の似顔絵はうますぎ!
ショパンは高校生の頃、授業中にSamuel Bogumil, Linde ( サムエル・リンデ校長先生 ) を描いた。
実はこの校長先生、世界初のポーランド語辞書を編纂した人物として有名。
ショパンが生まれた時、ショパンの父親にフランス語教員が不足しているのでフランス語を教えて欲しいとスカウトした人物。意外とショパン史上重要人物。