マレイ・ペライア.ピアニストとは?

 

Murray Perahia(マレイ・ペライア.ピアニスト)。1947年4月19日アメリカ・ニューヨーク生まれ。
教義や学説などを最も正しく継承している凄腕ピアニスト。
 


 

経歴を見てみる!

 

1951年 – 4歳の時、ピアノを始める。
1966年 – 19歳の時、ニューヨークのマネス音楽大学へ入学。ピアノ・指揮法を学んだ。
1972年 – 25歳の時、リーズ国際ピアノ・コンクールにてアメリカ人初の優勝!
1990年 – 43歳の時、右に親指を誤って切断する。敗血症を引き起こす。
1992年 – 45歳の時、手の骨に異常な炎症により音楽家の経歴の危機に陥る。
2003年 – 54歳の時、グラミー賞最優秀独奏楽器演奏賞を受賞する!

 
 

本人の言葉では、15歳の時、いきなり才能が開花したと話している。

 
 

そして、1990年に親指を切断するという大事件が起きる!

2年以上は演奏活動を自粛せざる得ない状況になる。
その間、バッハ研究のためにチェンバロを借りて音色を研究していた。
 

またこの期間に、シェンカー理論を勉強する。
シェンカー理論とは、オーストリアの音楽学者ハインリヒ・シェンカーが提唱した音楽理論。
特にアメリカで広まり、強い影響を与えた。基本理論、楽曲分析、演奏技法に大別される。
 
 

勉強の甲斐があって、2003年にグラミー賞最優秀独奏楽器演奏賞を受賞する!
その時、受賞した作品が「ショパンエチュード” 作品10・作品25 “」である。
 

これは受賞して当たり前だという名演奏!
指の切断の回復をしてこれだけのものを弾く。
もう、神様の演奏と言わざる得ない。

 
聴く価値がある♫クラシックに興味を持ちたい方、まずこれを聴くべき!
もちろん、ピアノを経験していて、何かピアノ曲を聴きたい方もぜひ!!
 

 
 

演奏スタイルは?

 
 
一言で表現すれば、頭脳プレーヤー。その場の雰囲気で弾くのではなく、事前に用意した曲の構想で弾く。抜群の安定感は年々増し、彼らしい独特の味わい深さが出ている!超絶技巧は今も健在!
 
 

横山幸雄ピアニストとタイプが似ているかもしれない。
横山幸雄ピアニストが「侍」ならば、ペライアピアニストは「いぶし銀」。
 

ただの「いぶし銀」ではない。イイ渋みを出しつつ演奏が若い!
大抵のピアニストは歳をとれば、演奏もどこかおっさん臭くなるもの。
ミスが多くなったり、保守的な演奏になったりするのが普通。
 
 

だけれど、ペライアピアニストは違う。
歳をとればとるほど、演奏が若くなる!
極めてアグレッシブなのだ!
 

下記の演奏を再生していただきたい!
 
 

Murray Perahia – Chopin Etude op.10-4 ( 2011 in warsaw )
 
 

物凄い気合いが伝わってくる!
指を切った人の演奏とは思えない。
 

著者が初めてこれを聴いた時、身震いした!
素晴らしいの一言。他に言葉は必要ない!